秋の七草
9月中旬を過ぎて、朝晩やっと涼しくなってきましたね。 マスクと猛暑で息苦しかったこの夏を乗り越え、待ちわびていた秋がやっとやってきました(^^♪。コロナ感染予防と育児や家事、またはお仕事など大変お忙しい日々を送っているママやパパだからこそ、日常生活の中に小さい秋見つけてみませんか?
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(桔梗)の花」
万葉集 山上憶良(やまのうえのおくら)の2首の歌に由来する「秋の七草」
先日 裏千家お茶のお稽古にまいりましたら、床(とこ)のお花が秋の七草総出演でした。
どの花ものびやかに枝を伸ばし素朴で野趣あふれる雰囲気があり、秋の風情を漂わせています。
季節の移ろいを感じさせてくれる秋の七草、なかなか覚えられないのですが、、言葉遊びで覚える方法を教えていただきました。 『これで完璧!に覚えた』と毎年思うのですが、、来年の秋もえっとえっとと考えていることでしょう(笑)。
おすきなふくは?(お好きな服は?)
お=オミナエシ
す=すすき(オバナ)
き=キキョウ
な=ナデシコ
ふ=フジバカマ
く=クズ
は=ハギ女郎花(おみなえし)
葛(くず)
秋の七草、お子様とのお散歩途中でいくつか出会えるといいですね。 ススキは、当院ベビーマッサージのお月見の宴(9月24日)で出会えますし、玄関のお飾りにももうすぐ登場予定です。撫子、桔梗、藤袴も時々玄関のお花に登場しますが、、、
最後に、黄色で美しい姿の女郎花の香りには注意が必要です。生けてから日が経つと鼻が曲がるほど!強烈な匂いがします(笑)。